東松山病院の伐採

今回の仕事は自分にとって挑戦のようなものでした。

相手はこれ


20m位の杉の木
まぁ大きさや枝ぶりは何度もやった事があるものですが
画像の通り枯れているんです。

この木を確認しに行ったのは先月
すでに枯れていたのですがまだ幹もしっかりしていて皮も浮いてはいなかったのでいけると判断
しかし約3週間たって現場に行ってみると枯れが進み皮も剥がれ始めてました。
正直自分にはやれないかもしれないと思いました。

とりあえず昇ってみて判断しようと着手しました。


まずは1本梯子をかけて梯子の頭へ行き幹の状態を確認。
予想を裏切らずやはり皮は浮いていて簡単にバリバリっと剥ぐ事が出来る状態。
中の幹には乾燥して出来たと思われる亀裂が・・・



しかし、今回の木は根の方から枯れ始めたものではないかと思っていたので上の方にいくほど枯れが進んでないのでは・・・
しかも当日はかなりの風にもかかわらず周りの木と揺れ具合が
変わらなかったのでまだ平気かな?
って感じでさらに上へ。
皮が浮いているので慎重に昇柱器の爪を刺しながら昇りました。



枝を切りながら上へ上へ。
枝の落とし場所が屋根付きの通路あり、電話線ありの狭い空間しか無かったのでロープを使って丁寧に降ろしていきました。



途中途中幹や枝を叩いて枯れ具合を音で確認しながらさらに上へ
何回ももうダメかな?
もうダメかな?
と思いつつも気合で昇りました。



折れてしまうかもという恐怖心に打ち勝ちなんとかすべての枝を切り終わりホッとひと安心。
ここから幹を30cm位の長さにチビチビと
切っては落とし切っては落としの繰り返しで4m程まで切り詰め
てから切り倒しました。




最初にも書きましたが今回は自分にとって挑戦でした。
この木を切りきる事が出来、大きな自信を得る事が出来ました。

長文になってしまいましたがそれだけ大きな出来事だったのです。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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